経済・企業
2017.08.21
リープトン、太陽光パネル新工場で自動生産へ
国内の中堅太陽電池メーカー、リープトンエナジー(兵庫県神戸市、周鳴飛社長)が20億円投じて中国・江蘇省に太陽光パネルの新工場を建設、2017年8月21日より本格稼働させた。新工場の太陽光パネルの年産能力は250~300MW。生産設備の9割に自動生産方式を導入し、製造原価の低減を実現した。
新工場では他社からの製造委託も始める計画で、リープトンエナジーは生産した太陽光パネルを中国国内へ200MW、日本には100MW販売する目標を掲げている。
同社の周鳴飛社長は「設立当初、社員は数人しかいなかったが、現在はグループ会社4社、工場3ヵ所を持ち、社員は計200人を超えた。これまで支えてくださった皆様に感謝申し上げたい」と語った。
リープトンエナジーは12年7月に兵庫県神戸市で設立。当初は工場を間借りして太陽光パネルを生産していたが、14年に江蘇省無錫市内に自社工場を建設。16年度は日本で太陽光パネルを60MW販売した。今回の新工場の稼働によって、既存の工場はセルの製造に切り替え、新工場と合わせて、セルからパネルまで一貫生産する計画だ。
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