技術・商品
2018.02.28
国際展示会でスマエネ新製品続々登場
スマートエネルギーの国際展示会『スマートエネルギーWeek2018』が2018年2月28日から3日間、東京ビッグサイトで開催され、出展企業が新製品を多数展示した。太陽光発電関連のブースでは、太陽光パネルメーカーが高出力・高効率な太陽光パネルを紹介した。
加・カナディアン・ソーラーの日本法人は、通常の半分サイズのセル「ハーフカットセル」を使用した両面発電パネルを紹介。ハーフカットセルを使用することで、電気抵抗を低減し、出力を向上したうえ、両面でも発電できるようにした。同社の山本豊社長は「大型パネルで出力は365Wになる」と説明した。
17年度の太陽光パネル世界出荷量1位のジンコソーラーも、ハーフカットセルを使用した太陽光パネルをアピール。同社の日本法人ジンコソーラージャパン営業担当の安冨洋介氏は、「パーク技術を取り入れた太陽光パネルは受注生産だが、出力は300~320W、変換効率は19.37%まで高められる」と語る。
トランサンソーラーの小穴泰平社長は、「多結晶型の太陽光パネルで出力275Wの製品が売れ筋」としつつも、「今夏、出力をさらに10W向上させた出力310Wの単結晶型の太陽光パネルを発売する」と高出力の製品も紹介した。
スマートエネルギーWeek2018は、太陽光発電をはじめ、風力発電、蓄電池、燃料電池、新電力などの国際展示会で、世界33ヵ国から1580の企業・団体が参加。会場には3日間で約6万4000人が訪れた。同展示会は9月26日から9月28日まで大阪でも開催される予定だ。
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